果樹の植え付けは、春植えと秋植えがあります。落葉果樹(柿・梨・リンゴなど)は、落葉後の秋か冬に、常緑果樹(ミカン・ユズなど)は、暖かくなる3月頃に植え付けします。
「植える場所はどこがいいのか?」日当たりが良く、風当たりの少ない、配水の良い場所が適します。地下水位の高いところや下層に粘土層があるところなどは、根が深く伸びないために生育が貧弱になります。
「植えるまでの苗木の保管はどうするの?」苗木は根を24時間程度水に付けて、十分吸水させてから植え付けます。すぐに植え付けできない場合は、排水の良い、風当たりの少ない、暖かい場所に仮植えしておきます。
「植え方はどうするの?」
暖かい風の少ない日を選び、根が乾かないように手早く植えます。
1・植え方は、図のように植え穴を掘り、消石灰やようりん、堆肥を掘り上げた土を混ぜ、盛り上がるよう に埋め 戻します。
2・次に盛り上げた土を少し掘り、苗木の根が四方に伸びるように置き、土をかぶせます。
3・その後、バケツ一杯程度の水をやり、細い棒などで突いて、根と土をなじませます。最後に支柱を立ててヒモで誘引し、わらや麦わらなどで株元をマルチします。
「肥料はどうするの?」
植え付け時にはやりません。暖かくなって苗木の芽が動き出したら数回に分けて、油かすなどを施肥します。
「苗木の切り返しの高さは?」
苗木の切り返しの程度は、品種や整枝方法などで変わってきますが、ふつう地上から40~70cmに切り返します。
「特に注意する点は?」
1・深植は禁物です。土を盛って少し高く植えた方が水はけも良く後の成長も良くなります。
2・苗木は信頼できる店で買いましょう。実が成ってから品種が違ってたということがしばしば有 ります。
3・苗木は異品種を混植します。リンゴであれば「津軽」と「ふじ」といった違う品種を植えます。これは実を成らすには必ず交配が必要なためです。
参考資料:湖南農業平成12年11号
滋賀県野洲市大篠原1955
車の場合:名神高速道路の竜王インターから車で20分、栗東インターから30分
国道8号線 浄勝寺交差点から車で2分程度
バスの場合:JR野洲駅から村田製作所行きに乗り、終点の村田製作所バス停より徒歩3分もしくは三井住友アウトレット行きに乗り大篠原で下車、徒歩5分
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